高い年収を得ている方も多いエンジニアを志望する方は増えていますが、具体的にどうなれば良いのかわからないという方も少なくないでしょう。
エンジニアとして働くまでのキャリアパスについてですが、エンジニアとは一口に言っても、さまざまな種類があります。ITという分野においては、エンジニアと言えば「ITエンジニア」もしくは「システムエンジニア」を指すことが多いです。こういったエンジニアの仕事は、さまざまなアプリやWebサービスの根幹となるシステム設計・開発を担う仕事なので、未経験の人が数週間でなれるものではありません。
基本的には、エンジニアの指示に従って仕事をするコーダ(コードを書く作業者のこと)からキャリアアップする方が多いです。システム設計・開発を担うためには、「プログラミング言語で実現可能なシステム」について理解していなければなりません。
魔法の道具ではないので、出来ることにも限りはあります。それを理解するためにも、まずはコーダといった職種から始める方が多いというわけです。早い人であれば、実務経験1年でエンジニアになることもあります。
また、資格を取得しておくと、エンジニアとして就職する際に有利です。IPAが実施する情報処理技術者試験の中にある応用情報技術者試験やシステムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験を取得しておけば、実務経験をそれほど必要とせずにエンジニアになることもできます。
ただし、難易度の高い試験なので、エンジニアに関する知識がゼロの状態では合格できない点には注意しましょう。需要の高いWebアプリケーション開発の道を目指して、まずは進んでみるというのもいいかもしれません。